生活習慣病遺伝子

がん・脳血管疾患・心臓病といった一連の生活習慣病は我が国でも発生し、日本人の死因の中でもベスト3をしめるほどです。いずれも喫煙や食事・運動などの「生活習慣」が発病に深く影響しているといわれております。
この「生活習慣遺伝子検査」では、生活習慣病にかかりやすい遺伝子形質を検査によって解析します。糖尿病・高血圧などの生活習慣病になりやすい体質かどうかを調べたい方や、ご家族に生活習慣病にかかっている方がおり、遺伝的なリスクを調べたい方などが予防対策を立てるために役立ちます。

生活習慣病とは?

上述の通り、「がん」「脳血管疾患」「心臓病」が代表的です。糖尿病や高血圧も、直接死に至るほどの病気ではありませんが、血管障害や脳梗塞などの全身に影響する合併症を招き大病の原因となります。
また、肥満はこれらの疾患にかかるリスクをさらに増大させます。心臓や血管にまつわる病気のリスクは3倍にもふくれあがるという医療レポートも報告されています。

遺伝子検査であらかじめリスクを把握

当クリニックの遺伝子検査では、血液や粘膜を採取するだけで患者さまの遺伝子を検査し、「かかりやすい生活習慣病」を分析し患者さま独自のレポートを個別に作成し、予防医療に役立てます。特に糖尿病などの「いったんかかってしまうと完治が難しい病気」は予防が何より大切です。
「うちは太りやすい家系だからねえ…」から、「太りやすい家系だからこそ」と、意識を改めて予防を心がけることが健康への第一歩です。