副腎疲労症候群

副腎疲労とは何か?

お仕事、育児、介護のストレスや食生活などが原因で発症する病気です。副腎は腎臓の上にある小さい臓器で、抗ストレスホルモン(コーチゾール)を分泌しています。
ストレスで副腎が疲弊してくるとホルモンの分泌が悪くなりストレスに対処できなくなり、慢性疲労やうつ症状などの症状が出ます。これが、「副腎疲労症候群」です。低血糖症状がある場合も42時間血糖センサーで診断し治療いたします。体調不良時や遠方のかたはオンライン診療対応可。他院の検査結果も参考にいたします。


あなたはいくつ当てはまりますか?

□ 朝起きられない、起きるのがつらい
□ 眠っても疲れがとれない
□ 体が重い、だるい
□ 立ちくらみがする
□ やる気がしない、うつ症状がある
□ 記憶力や集中力の低下がある、頭が働かない
□ 砂糖や甘いものが欲しくなる
□ 低血糖症がある
□ カフェインがないと、仕事ができない
□ 風邪をひきやすい。風邪の治りが遅い
□ 午後3時から4時の間はぼんやりしている
□ 夕食後、やっと元気になる
□ ストレスに対処できない
□ PMS(月経前症候群)の悪化

原因

原因1. ストレス

①視床下部がストレスを感知
②次に、下垂体が副腎皮質刺激ホルモンを分泌
③最後に、副腎が刺激を受け抗ストレスホルモンを分泌することによりストレスが緩和される。

しかし、人生の一大事や慢性のストレスで、副腎が疲弊してくると、抗ストレスホルモンを十分に分泌できなくなります。すると、ストレスを対処できずに、疲労やうつ症状などの「副腎疲労症候群」の症状ががみられます。


原因2. 睡眠不足

抗ストレスホルモン(コーチゾール)は、朝8時に最も多く分泌され、夕方以降は減少します。これをホルモンの日内変動と言います。

夜遅くまでの残業や夜更かしなどで睡眠不足が続くと副腎が疲れてきて、ホルモンの分泌が悪くなります。
そうすると、朝起きれなかったり、起床時から疲れていたりという「副腎疲労症候群」の症状が見られるようになります。



原因3. 栄養不足

抗ストレスホルモンを含むさまざまな副腎ホルモンはコレステロールを材料に作られます。また、コレステロールからさまざまな副腎ホルモンが作られる過程でビタミンC、ビタミンB,マグネシウムなどが必要となります。
これらの栄養素が不足すると抗ストレスホルモンが十分に作れないためストレスに弱くなります。

症状

副腎が疲弊しホルモンの分泌が悪くなると、ホルモン不足によるさまざまな症状がみられます。

ホルモン名 症状
アルドステロン 低血圧・たちくらみ
コーチゾール 低血糖・集中力低下
DHEA 抗酸化作用
性ホルモン 生理不順・性欲低下

検査方法

検査は「血液検査」と「唾液検査」で行います。
唾液中のコルチゾールを1日に4回測定することでコーチゾールの日内変動がわかり、副腎の疲労度を把握することができます。血液検査では、栄養評価を行い治療に役立てます。

治療の流れ

1日目

問診・血液検査のあとに、唾液検査キットをお渡し

後日

唾液検査キットを当院へ郵送かご持参していただく

約2週間後

対面かオンラインで検査結果の説明


料金

料金:44,000円(税込)

血液検査、問診、唾液検査キットすべて含んだ料金
※初診時に血液検査を実施します。他院で検査実施している場合は、必要な検査のみ実施いたします。また、機能性低血糖の症状がある場合は、24時間2週間血糖を測定できる血糖センサーの検査も実施いたします。

オンライン診断

遠方の方や体調の悪い場合でもオンライン診療が可能です。
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